2010年03月30日
鋼の錬金術師の追っかけ
♪田辺誠一、“毎回殺される役”と“ダメ探偵”に「複雑…」
俳優の田辺誠一、小池里奈が21日、都内で行われた連続ドラマ『三代目明智小五郎?今日も明智が殺される?』(TBS系)の会見に出席。毎回殺され、生き返るために難事件を解決する明智中五郎を演じる田辺は「(毎回死んで)複雑ですね。適役なダメ探偵って紹介されたのも複雑だった」と率直に語りながらも「探偵ものって役者として憧れるとこあるので、嬉しかったです」と白い歯をこぼした。
初代明智のような推理力はなく、代々明智に仕えてきた小林少年の末裔・小林少女(小池)から常にダメ出しをくらう中五郎(田辺)が、毎回殺されながらも生き返りをかけて犯人探しをするコメディドラマ。
二枚目な役や硬派なキャラが印象的な田辺だが「今までコメディメインにと考えてたんです」と明かし「長セリフがあって辛いけど、このハードルの高さが幸せ」と役者冥利に尽きる様子。そんな田辺に小池も「クールな感じのイメージを持ってたけど、おもしろくてビックリ。予想外の感じです」とべた褒めだった。
初ヒロインを務める小池は「プレッシャーだったけど、先生がダメダメなんでサポートしたい」と力強く意気込みを語っていた。
連続ドラマ『三代目明智小五郎?今日も明智が殺される?』(全10話)は4月13日(火)より毎週火曜深夜0時55分より放送。
♪<中川翔子>「長い反抗期が終わった…」父への思い告白 「鋼の錬金術師FA」に声優で出演
タレントの中川翔子さんが21日、アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(MBS、TBS系)に声優として出演、東京都内のスタジオで公開アフレコを行った。最終クールのエンディング曲を担当している中川さんは第55話(5月2日放送予定)に登場。「女性職員B」役で「ありがとうございます!」の一言だけを収録し、「うれしいけど、やっぱりNGが出て、3回か4回目でようやくOKをいただきました。5月5日が誕生日なので最高のプレゼントです」と笑顔を見せた。
「鋼の錬金術師FA」は荒川弘さんの人気コミックを原作にしたアニメ版の最新シリーズ。
錬金術が科学として発達した世界を舞台に、禁断の「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すために「賢者の石」を探す冒険に出る……というファンタジー。毎週日曜日午後5時から放送中。
中川さんが初めて作詞を手がけた新曲「RAY OF LIGHT」(4月28日発売)は、最終クールのエンディング曲に起用されることが決まっており、中川さんは「うれしさで『やったー!』と震えて、ジャンプして、大絶叫してしまいました。歌もアフレコも生きた証としてギザうれしいです!」と大喜びだった。作詞には自身の経験を取り入れたといい、物語の主人公エドと父親、自身と父(歌手の故・中川勝彦さん)との関係について「似てるなと思ったんです。エドが父親と同じ錬金術師になっていくように、私も心の葛藤はあったんですが、いつの間にか父親と同じで歌を歌うようになっていて、『長い反抗期が終わったのかもしれない』と思ったり……」と告白。また、初めての作詞については「難しかったですよ! 携帯電話でブログスタイルで書いてたんですけど、第1稿を出すのが恥ずかしくて、送る前に胃薬を飲みました。それくらい『鋼の錬金術師』は偉大な、大きな作品なので、変なものは出したくなかったんです」と思いを明かしていた。【栗原拓郎/毎日新聞デジタル】
♪自分の心に正直に…女優・中谷美紀「私はうそつき」
【プレミアムシート】
うそをつかずに生きてきた人はいないだろう。だが、それを毅然(きぜん)と肯定できる人は少ない。
「女優はうそをつくのが仕事。私自身、根がうそつきなので、うそをつくことに抵抗を感じないんですよ。人に対する思いやりがあれば、おいしくない料理でもおいしいといっていただいたり、見て見ぬふりをしたり…」
相手の目を見つめ、一語一語丁寧に美しい日本語で話す。「ただ、自分の心に対してだけは正直でありたいと思っています。それさえ守れていれば、どんなうそをついてもいいかな、と勝手に思っています」。とても真摯(しんし)な人だ。
最新主演映画「スイートリトルライズ」は、大人のうそと優しさがちりばめられたラブストーリー。
作家、江國香織氏原作の同名小説を映像化した。
《人気テディベア作家の瑠璃子(中谷)は会社員の夫、聡(大森南朋)と結婚して3年。恋人同士のような関係の2人だったが、ある日、瑠璃子は自身の個展で出会った青年、春夫(小林土市)と恋に落ちる。一方、聡も後輩のしほ(池脇千鶴)にひかれていく》
この役を演じるにあたり、テディベア作家のもとを訪ね、仕事を学んだ。
「個人的な、自分自身の安心材料として行っているだけ」と謙遜(けんそん)するが、実際にテディベアを一体作ったというプロ意識の高さ。「顔に目をつけたあたりから、“人格”を持ち、私自身が子供を産んだかのような感覚になる。その熊を手放すことがたいへん惜しく感じ始めるんです」
主人公は大切にしていたテディベアを譲った青年と恋に落ちる。経験から生まれた感情が、演技の裏付けにもなった
かつては西洋にあこがれ、よく旅した。その国の歴史や文化を調べ、吸収した。だが、同じくらい日本を知っているかというと、そうではないことに気づく。きちんと母国のことを知ろうと思った。きっかけは、フランスに20年近く暮らす日本舞踊の先生との出会いだった。
「西洋で暮らす日本の若者は、日本を否定して西洋に迎合していることが多いように思うんです。そんな中で、フランスの方と結婚しながら日本人らしく生きていらした先生のお姿を拝見して、すてきだなって単純に思ったんです」
ここ数年、「日本人の血」を意識するようになった。平成15年からは茶道を習っている。
「日本人としての誇りを持って作品に臨むか否かによって、役の深みが変わってくると思います」。女優としてだけではない。「これを持つことは、自信につながる。どこででも生きていける、ゆるがない核のようなものが自分の中にできつつあると思います」
大和魂を抱き、凛(りん)として生きていく。(文・橋本奈実、写真・塚本健一)
昭和51年、東京都出身。平成5年女優デビュー。7年、映画「大失恋」に出演、同年「BeRLiN」で初主演。
その後、「リング」(10年)「リング2」(11年)など話題作に出演。15年に「壬生義士伝」で日本アカデミー優秀助演女優賞、18年に「嫌われ松子の一生」で同最優秀主演女優賞をはじめ数々の賞を受賞した。昨年は「ゼロの焦点」、テレビドラマ「JIN-仁-」などに出演。
「スイートリトルライズ」は、梅田ガーデンシネマほかで公開中。
鋼の錬金術師
俳優の田辺誠一、小池里奈が21日、都内で行われた連続ドラマ『三代目明智小五郎?今日も明智が殺される?』(TBS系)の会見に出席。毎回殺され、生き返るために難事件を解決する明智中五郎を演じる田辺は「(毎回死んで)複雑ですね。適役なダメ探偵って紹介されたのも複雑だった」と率直に語りながらも「探偵ものって役者として憧れるとこあるので、嬉しかったです」と白い歯をこぼした。
初代明智のような推理力はなく、代々明智に仕えてきた小林少年の末裔・小林少女(小池)から常にダメ出しをくらう中五郎(田辺)が、毎回殺されながらも生き返りをかけて犯人探しをするコメディドラマ。
二枚目な役や硬派なキャラが印象的な田辺だが「今までコメディメインにと考えてたんです」と明かし「長セリフがあって辛いけど、このハードルの高さが幸せ」と役者冥利に尽きる様子。そんな田辺に小池も「クールな感じのイメージを持ってたけど、おもしろくてビックリ。予想外の感じです」とべた褒めだった。
初ヒロインを務める小池は「プレッシャーだったけど、先生がダメダメなんでサポートしたい」と力強く意気込みを語っていた。
連続ドラマ『三代目明智小五郎?今日も明智が殺される?』(全10話)は4月13日(火)より毎週火曜深夜0時55分より放送。
♪<中川翔子>「長い反抗期が終わった…」父への思い告白 「鋼の錬金術師FA」に声優で出演
タレントの中川翔子さんが21日、アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」(MBS、TBS系)に声優として出演、東京都内のスタジオで公開アフレコを行った。最終クールのエンディング曲を担当している中川さんは第55話(5月2日放送予定)に登場。「女性職員B」役で「ありがとうございます!」の一言だけを収録し、「うれしいけど、やっぱりNGが出て、3回か4回目でようやくOKをいただきました。5月5日が誕生日なので最高のプレゼントです」と笑顔を見せた。
「鋼の錬金術師FA」は荒川弘さんの人気コミックを原作にしたアニメ版の最新シリーズ。
錬金術が科学として発達した世界を舞台に、禁断の「人体錬成」に挑んで失敗し、体を奪われたエドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すために「賢者の石」を探す冒険に出る……というファンタジー。毎週日曜日午後5時から放送中。
中川さんが初めて作詞を手がけた新曲「RAY OF LIGHT」(4月28日発売)は、最終クールのエンディング曲に起用されることが決まっており、中川さんは「うれしさで『やったー!』と震えて、ジャンプして、大絶叫してしまいました。歌もアフレコも生きた証としてギザうれしいです!」と大喜びだった。作詞には自身の経験を取り入れたといい、物語の主人公エドと父親、自身と父(歌手の故・中川勝彦さん)との関係について「似てるなと思ったんです。エドが父親と同じ錬金術師になっていくように、私も心の葛藤はあったんですが、いつの間にか父親と同じで歌を歌うようになっていて、『長い反抗期が終わったのかもしれない』と思ったり……」と告白。また、初めての作詞については「難しかったですよ! 携帯電話でブログスタイルで書いてたんですけど、第1稿を出すのが恥ずかしくて、送る前に胃薬を飲みました。それくらい『鋼の錬金術師』は偉大な、大きな作品なので、変なものは出したくなかったんです」と思いを明かしていた。【栗原拓郎/毎日新聞デジタル】
♪自分の心に正直に…女優・中谷美紀「私はうそつき」
【プレミアムシート】
うそをつかずに生きてきた人はいないだろう。だが、それを毅然(きぜん)と肯定できる人は少ない。
「女優はうそをつくのが仕事。私自身、根がうそつきなので、うそをつくことに抵抗を感じないんですよ。人に対する思いやりがあれば、おいしくない料理でもおいしいといっていただいたり、見て見ぬふりをしたり…」
相手の目を見つめ、一語一語丁寧に美しい日本語で話す。「ただ、自分の心に対してだけは正直でありたいと思っています。それさえ守れていれば、どんなうそをついてもいいかな、と勝手に思っています」。とても真摯(しんし)な人だ。
最新主演映画「スイートリトルライズ」は、大人のうそと優しさがちりばめられたラブストーリー。
作家、江國香織氏原作の同名小説を映像化した。
《人気テディベア作家の瑠璃子(中谷)は会社員の夫、聡(大森南朋)と結婚して3年。恋人同士のような関係の2人だったが、ある日、瑠璃子は自身の個展で出会った青年、春夫(小林土市)と恋に落ちる。一方、聡も後輩のしほ(池脇千鶴)にひかれていく》
この役を演じるにあたり、テディベア作家のもとを訪ね、仕事を学んだ。
「個人的な、自分自身の安心材料として行っているだけ」と謙遜(けんそん)するが、実際にテディベアを一体作ったというプロ意識の高さ。「顔に目をつけたあたりから、“人格”を持ち、私自身が子供を産んだかのような感覚になる。その熊を手放すことがたいへん惜しく感じ始めるんです」
主人公は大切にしていたテディベアを譲った青年と恋に落ちる。経験から生まれた感情が、演技の裏付けにもなった
かつては西洋にあこがれ、よく旅した。その国の歴史や文化を調べ、吸収した。だが、同じくらい日本を知っているかというと、そうではないことに気づく。きちんと母国のことを知ろうと思った。きっかけは、フランスに20年近く暮らす日本舞踊の先生との出会いだった。
「西洋で暮らす日本の若者は、日本を否定して西洋に迎合していることが多いように思うんです。そんな中で、フランスの方と結婚しながら日本人らしく生きていらした先生のお姿を拝見して、すてきだなって単純に思ったんです」
ここ数年、「日本人の血」を意識するようになった。平成15年からは茶道を習っている。
「日本人としての誇りを持って作品に臨むか否かによって、役の深みが変わってくると思います」。女優としてだけではない。「これを持つことは、自信につながる。どこででも生きていける、ゆるがない核のようなものが自分の中にできつつあると思います」
大和魂を抱き、凛(りん)として生きていく。(文・橋本奈実、写真・塚本健一)
昭和51年、東京都出身。平成5年女優デビュー。7年、映画「大失恋」に出演、同年「BeRLiN」で初主演。
その後、「リング」(10年)「リング2」(11年)など話題作に出演。15年に「壬生義士伝」で日本アカデミー優秀助演女優賞、18年に「嫌われ松子の一生」で同最優秀主演女優賞をはじめ数々の賞を受賞した。昨年は「ゼロの焦点」、テレビドラマ「JIN-仁-」などに出演。
「スイートリトルライズ」は、梅田ガーデンシネマほかで公開中。
鋼の錬金術師
Posted by ercvxvhu
at 15:11
│アニメ・マンガ